ダイダロス 希望の大地
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ダイダロス 希望の大地 | |
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Myn Bala | |
監督 | アカン・サタイェフ |
脚本 | ティムール・ザクシリコフ |
製作 |
Anna Kachko Aliya Uvalzhanova |
出演者 |
アシルハン・トレポフ アリーヤ・アヌアルベク アヤン・ウテプベルゲン クラレイ・アナルペコヴァ |
音楽 | Renat Gaysin |
製作会社 | Kazakhfilm |
公開 |
|
上映時間 | 133分 |
製作国 | カザフスタン |
言語 |
カザフ語 ロシア語 ドイツ語 |
製作費 | $7,000,000 (USD) |
『ダイダロス 希望の大地』(英語名:Myn Bala、Warriors of the Steppe、カザフ語: Жаужүрек мың бала、Jaýjúrek MYN bala)は、アカン・サタイェフ監督、ティムール・ザクシリコフ脚本による2011年製作のカザフスタン歴史アクションアドベンチャー映画。ジュンガルとカザフとの間で戦った18世紀の戦争を描いている[1]。
ソ連からのカザフスタン独立20周年を記念して製作された。製作費のほぼ全額を政府が支援したことでも知られ、映画のエンドクレジットには「カザフスタンが独立国家になったのは、この戦いから約300年後である。ナザルバエフ大統領が長年の夢を叶えた形となった。」という文章が表示されるなど、政権支持色が濃い。その製作費は700万ドル(USD)を超えている[2]。
第85回アカデミー賞の最優秀外国語映画部門にエントリーされたが、最終的な候補にはならなかった[3]。
ストーリー
[編集]18世紀のカザフスタン。 平穏な暮らしをしていたカザフ族は、野蛮なモンゴル族(ジュンガル)に襲撃され、土地を奪われた。 それから数十年後。報復を誓うカザフ族の青年サルタイ(アシルハン・トレポフ)は、10代の勇士たちを率いて敵地に乗り込む。 それは祖国を取り戻すための戦いであった。
キャスト
[編集]- アシルハン・トレポフ:サルタイ ‐ 幼いころに両親を目の前で殺害され復讐を誓う主人公。勇猛果敢な美男子。
- アリーヤ・アヌアルベク:ゼレ ‐ サルタイの住む村とは別の村で長を務めるラキムジャンの娘。サルタイとは相思相愛。
- アヤン・ウテプベルゲン:タイマス ‐ サルタイとコルランの幼馴染ながら、サルタイの高まる名声に嫉妬する。
- クラレイ・アナルペコヴァ:コルラン ‐ サルタイとタイマスの幼馴染であり、男顔負けの奮闘振りを見せる女戦士。
参考文献
[編集]- ^ Smith, Ian Hayden (2012). International Film Guide 2012. p. 160. ISBN 978-1908215017
- ^ “Kazakhstan film boom fights back against Borat image”. BBC News. (25 January 2012)
- ^ “'Myn Bala' heads to Oscars”. Variety. (24 September 2012) 24 September 2012閲覧。